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【AWS Batch/CloudFormation】クーロンスタイルの定期実行ジョブをYAMLでスケジュールする方法

概要

AWS Batchは、Amazon Web Services (AWS)が提供する、バッチ処理ジョブを簡単に実行するためのフルマネージドサービスです。

AWS Batchを使用することで、コンピュータリソースを必要なだけ簡単にスケーリングできます。

AWS Batchジョブは、クーロン(cron)のようなルールに基づいて定期的に実行することができます。

YAMLでスケジュールを設定

以下は、AWS Batchジョブをクーロンスタイルのルールで定期的に実行するために必要なYAMLファイルの例です。

version: v1
schedule:
  name: my-batch-job-schedule
  description: A schedule for my batch job
  expression: cron(0 10 * * ? *)
  state: enabled

このYAMLファイルでは、次のように定義されたクーロンスタイルのルールがあります

cron(0 10 * * ? *)

ジョブを毎日AM 10:00に実行するように設定しています。

スケジュールを記述するためのルール

ここで、各フィールドの意味を説明します。

  • Minute(分):0
  • Hour(時):10
  • Day of the month(日):*(すべての日)
  • Month(月):*(すべての月)
  • Day of the week(曜日):?(任意)
  • Year(年):*(すべての年)

このルールでは、分と時のフィールドは指定されていますが、日、月、曜日、および年のフィールドはすべて*に設定されています。

フィールドが*に設定されている場合、AWS Batchはすべての値にマッチするようにジョブをスケジュールします。

曜日のフィールドには?が使用されています。これは、曜日が指定されていないことを示します。

曜日が指定されていないときは、曜日のフィールドが無視されます。

そのため、他のフィールド(分、時、日、月、年)の指定に従ってジョブが実行されます

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