Dockerで開発をしていると、いつのまにか大量に溜まってしまっているDockerのイメージとボリューム
一括削除をする方法がなかなか見つからずに苦労したため、備忘録として残します。
結論
すべてのコンテナを停止・削除
docker stop $(docker ps -a -q)
docker rm $(docker ps -a -q)すべてのイメージを削除
docker rmi $(docker images -q)すべてのボリュームを削除
docker volume rm $(docker volume ls -q)やっていること
docker images -qは、すべてのイメージIDを表示し、それらをdocker image rmコマンドに渡して削除。
docker volume ls -qは、すべてのボリュームを取得し、それらをdocker volume rmコマンドに渡して削除しています。
これらのコマンドで、ローカルに存在するすべてのDockerイメージとボリュームを削除します。
ただし、注意点として、すべてのイメージを削除する前に、重要なイメージが含まれていないかどうかを確認してくださいです。
その他おすすめのDocker image関係のコマンドも下記に記載します。
未使用のDockerイメージのみを一括削除する
未使用のDockerイメージを削除したい場合は、以下のコマンドを使用します。
docker image prune -a未使用ののイメージを削除することで、ストレージスペースを解放することができます。
※-aフラグは、ダングリングイメージ（使用されていないイメージ）を指定します。
特定のDockerイメージを削除する
特定のDockerイメージを削除する場合は、以下のコマンドを使用します。
docker image rm [IMAGE_NAME]このコマンドは、指定されたIMAGE_NAMEのDockerイメージのみを削除します。
さいごに
Dockerイメージを削除する際には、以下の注意点に留意する必要があります。
- イメージを削除すると、そのイメージを使用して作成したすべてのコンテナも削除されます。
- 重要なイメージを削除しないように注意してください。削除する前に、イメージの用途や依存関係を確認することをお勧めします。
- 削除するイメージがDocker Hubなどのレジストリに存在する場合は、手動で削除する必要があります。
以上の手順に従って、Dockerイメージを一括で削除することができます。
ただし、イメージの重要性を十分に理解してから、削除することをお勧めします。